土曜日, 11月 12, 2005

パフォーマンス・アート





12月のパフォーマンス・アートについて、又、潺画廊での個展についてある芸術新聞の記者からの質問にこのように答えました。

「ふりかえってみると、私には『希望』とは何か、そして『アート』とは何か、という問いかけを作品を通して聞いているように思います。アメリカ、日本の文化に流れている要素を取り入れながらも、私の求めている『国籍』はそれをも超えているかもしれません。又日本画の材料に秘めされた神秘を捉えようとした作品とも言えるかもしれません。これは、独特な表現を求める戦いの過程でもあると思います。」

潺画廊での個展、又、和泉ちぬさん、Mamoruとのコラボレーションの情報はhttp://www.sengarou.co.jp/sengarou/next.htmにどうぞ。

アンディー・ゴールドワージ、クリストとジーン・クロウドの芸術は新しいパラダイムを生み出していて、私にとって、21世紀の芸術はコラボレーション、環境芸術、またアーバン・デザインはこれからの芸術になっていくように感じます。コラボレーションとは、このような、一人ではできない世界を追求する形でもあるでしょう。芸術はすべてコラボレーションとも言えます。日本画は紙を漉く伝統、岩絵の具を砕く芸術とのコラボレーションです。アメリカのジャズの伝統コラボレーションの最高の芸術であり、その影響も私のこれからの作品を左右していくかとも思います。